IT業界未経験からエンジニアに転職し、もうすぐ半年が経とうとしています。
研修期間一ヶ月はあっという間に過ぎ、実務に触れながら経験を積んでいる真っ最中なんですが、最近なんとなく「辛い」「しんどい」と思う回数が増えてきました。。
あんなに、IT業界で頑張るぞ!と意気込んでいたのに、日曜の夕方から「あ~会社行きたくないな~」と考えてしまいます。(この記事を書いている日曜日夕方現在、まさにそう思っています…)
なぜそう思うようになってしまったのか、自分の考えを整理するためにも、入社前のイメージとのギャップなどについてまとめていきたいと思います。
私と同じようにIT業界未経験からエンジニアになった、または目指している方の参考になれば嬉しいです。
未経験エンジニアのなにが辛いのか
IT業界未経験からエンジニアになって辛いと感じたことは、主にこの3つです。
- 覚えることが多い
- テストが多い
- 社内の雰囲気が暗い
順番にまとめていきます。
覚えることが多い
おそらく未経験エンジニアが辛いと思うことNo.1ではないでしょうか。
覚悟はしていたつもりでしたが、入社してみて改めて「覚えることめちゃくちゃあるじゃん…」と感じました。
プログラミングの学習はもちろんのこと、専門用語、ツールの使い方、ショートカットキー、テストのやり方など、色々なことを覚えなくてはいけません。
先輩はわかりやすいように伝えてくれているのだと思いますが、知らない横文字の単語がでてきたりして、何を言ってるんだ?わけがわからない…という状態になることも多々。
またツールに関しても、データベースを操作するツールや自分のPCからサーバーへファイルを送受信するツールなど、実務で使うものはたくさんあるので、ひとつひとつ使い方を覚えていかなくてはいけません。
覚えても次から次にわからないことが出てくるので、勉強の毎日です。
私の場合、覚えることに対してはそれほど苦ではないのですが、わからないことが本当に多すぎて、「この業界でやっていけるのかな」「あのすごい先輩みたいに本当になれるのかな」と不安な気持ちになってしまい、なんかしんどいなと思ってしまいます。
頑張って勉強するぞ!あの先輩みたいになるぞ!と、なんとか自分を奮い立たせてはいますが、毎日そう上手くいくとは限りません。
落ち込んだり奮い立たせたりしながら、なんとかやっています。
テストが多い
仕方がないことですが、未経験エンジニアはなかなかプログラミングを任せてもらえません。
最初のうちはテストか資料作成等のヘルプデスクがほとんどではないでしょうか。
私の場合はテストが多く、すでに他の人が作ったシステムが設計通りに動くかを確認しています。
そしてそのテストですが、想像していた以上に大変で疲れる業務でした。
例えばWEBシステムのテストの時は、WEB画面の表示が設計通りになっているか、設計書と照らし合わせながら一文字一文字確認が必要でした。
実際に、数字が漢数字表示になっていたり、カッコが半角になっていたりしたので、そこまで目をこらして確認しなくてはいけません。けっこう神経がやられます。
また、表示だけではなく、ボタンの動作確認なども行いました。
何十個もある「閉じるボタン」や「更新ボタン」をポチポチポチポチ押して確認。なかなか地味ですよね。
そのほか、このテストではシステムが設計書通りになっているというテスト結果を、エビデンス(証拠)として残す作業も含まれていました。
これも結構大変で、WEB画面をひとつひとつ、様々なパターンで画面キャプチャを撮り、wordにまとめて客先に提出が必要です。
例えば「閉じるボタン」のエビデンスでいえば、ボタンを押す前の画面キャプチャ、ボタンを押したあとの画面キャプチャを撮り、しっかり画面が閉じたという証拠をエビデンスとして残します。
画面数が多ければ多いほど大変というのは言うまでもありませんね。。
こんな感じで、私の場合はテストが多く、神経がすり減って辛いです。
心配性という性格も相まって、きっちりと確認しすぎてしまうのもあるかもしれませんが、それを抜きにしても結構大変、そして地味な作業です。
社内の雰囲気が暗い
これはその人の感じ方次第ですが、私は社内の雰囲気が暗いことが、たまに辛く感じてしまいます。
基本的にエンジニアは画面に向かってもくもくと作業する仕事なので、必然的に会話が少なくなるのですが、社内の暗くて重苦しい雰囲気にまだあまり慣れません。
私自身そんなに喋るほうではないのですが、それでも寂しい感じがします。
もちろん全部が全部暗い職場ではないと思いますが、喋ることが大好きという方は、職場によっては慣れるのに時間がかかるかもしれません。
ちなみに私は、関東の田舎のほうの職場に勤務しています。
東京のスタートアップとかなら明るい方がたくさんいて、活気あふれる職場かもしれません(勝手なイメージ)。
エンジニアを続けられるか
とりあえずエンジニアは続けます。
上で書いた通りしんどいこともたくさんありますが、自分で決めた道なので。
それにまあどんな会社でもしんどいことはあるので、自分が興味のある業界で働けているだけでも、ラッキーなのかなと思います。
努力して知識を増やし、どんどん楽しく仕事ができるように頑張っていきます。
未経験エンジニアへの転職を迷っている方へ
未経験エンジニアの道は想像以上に厳しいと思います。
本当にやる気があって、自分から勉強してどんどん知識を増やしていける人でないと苦労するかなと。
…脅すようですみません。汗
でも実際やってみなければわからないところもあるので、自分で学習してみて「プログラミング楽しいな」「IT業界で働きたいな」と思った方は、飛び込んでみるのもありです。
厳しい道のりということは理解しつつ、それでも挑戦したい気持ちが大きいのなら、ぜひ転職してみましょう。
その気持ちがあれば、エンジニアに限らずなんだってできる。そう思っています。
まとめ
いかがだったでしょうか。
実体験からリアルな気持ちを書いたつもりなので、どなたかの参考になれば嬉しく思います。
せっかく未経験からエンジニアになったからには、貴重な体験談をもっとブログに書いていけたらと思うので、気になる方はぜひまた見に来てください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。