今回は先日購入した「Anker Soundcore 2」というBluetoothスピーカーについてレビュー記事を書いていきます。
そもそもスピーカーを買おうと思ったきっかけは、お風呂で音楽を聴く用の防水スピーカーが欲しかったからです。
IPX7という高い防水規格であることと安心のAnker製ということでこの製品を購入しましたが、使ってみると良い点も悪い点もありました。
どんなところが優れていて、どんなところに不満があるのか、個人的な感想を交えながらまとめていきます。
Anker Soundcore 2 のレビュー
結論からお伝えします。
高い防水性があり、重低音が好きな私にとっては充分満足な製品でした。
ですが、防水性も重低音も求めていない方の場合は、この満足度は異なるかもしれません。
その理由を含め、良かった点と不満に感じた点をまとめていきます。
防水性
防水性が高い点についてはとても満足しています。
この製品を購入してから、3ヶ月以上毎日お風呂で使用していますが、全く不具合はありません。
IPX7という高い防水規格に対応しているので、お風呂でも安心して使用することができています。
音質・音量
音質・音量についても満足しています。
こんなに低音の響いた迫力のあるサウンドが楽しめるとは思っていませんでした。
ただし、低音が強すぎてそれ以外の音が若干小さく感じる時があります。
そのため、あまり低音が好きではない方や、音のバランスが悪いと感じた方は、デバイス本体のイコライザーで音を調節する必要がでてくるかもしれません。
全体的な音量については、総合出力最大12Wということで、十分すぎるぐらいの大音量を楽しむことができます。
音量を最大に近付けると、低音に若干の音割れが生じる場合がありますが、一般家庭で使用するぐらいの音量であれば問題ありません。
バッテリー
バッテリーのもちが長くとても満足しています。
最大24時間の連続再生が可能ということで、毎日1時間使用したとしても20日以上もつ計算になります。
実際にお風呂で毎日30分以上使用していますが、3週間ぐらいに1度、気が向いた時に充電するだけで間に合っています。
「そろそろ充電しなきゃかな…」と頻繁に気にする必要がないので、気持ち的に楽です。
その他
- 接続してあるデバイスへの再接続が早い!
- 軽くてコンパクトなので持ち運びやすい!
- 一つ前の曲に戻る方法がない。
- 電源ボタンは少しだけ長めに押さないといけない。
- デバイスの入力が反映されるまで、気にならない程度の遅延がある。
レビューは以上となりますが、より詳しく知りたい方のために製品情報や実際の写真をまとめていきます。

スペック紹介
スペックは次の表のとおりです。各項目について解説もしていきます。
サイズ | 約 168 x 47 x 56 mm |
重さ | 約 414 g |
スピーカー出力 | 最大 12 W |
Bluetooth規格 | Bluetooth 5.0 |
防水規格 | IPX7 |
充電時間 | 約 3 時間 |
再生可能時間 | 最大 24 時間 |
スピーカー出力
2つの6Wドライバーにより、総合出力は最大12Wとなっています。
総合出力の目安は、一般家庭での使用であれば10W、屋外での使用であれば20W以上が望ましいとされています。
そのため、一般家庭での使用には十分な音量ですが、屋外で使用する場合は少し迫力に欠けるかもしれません。
Bluetooth規格
最大20mの接続範囲を誇るBluetooth 5.0規格を採用しています。
「Bluetooth 5.0」を「Bluetooth 4.0」と比較すると、通信速度が2倍、通信範囲が4倍、通信容量は8倍になっています。
音質にはあまり影響がありませんが、デバイスがスピーカーから多少離れても音が途切れづらいという特徴があります。
防水規格
IPX7に対応しており、“一時的 (30分) に一定水深 (1m) の条件に水没しても内部に浸水しない”と定義されています。
そのため、お風呂や水辺などで水がかかったり少し水没したくらいなら問題ないということになります。
再生可能時間
音量と再生する内容によって多少異なりますが、最大24時間の連続再生が可能です。
また、スピーカーのバッテリー残量は、Bluetoothペアリング中のiPhoneやiPadから確認することができます (iOS 6以降の機器のみ対応) 。
製品の特徴
この製品はAmazonランキング大賞(ポータブルスピーカー部門)のベストセラーNo.1を受賞したモデルとなっていますが、どのような特徴があるのでしょうか。
5つの特徴について、順番に紹介していきます。
① 強化された低音出力
BassUpテクノロジーにより、迫力と深みのある低音が出力されます。
BassUpは、コンパクトなボディからでも力強く、鮮明な低音を響かせるSoundcore独自のスピーカーテクノロジーです。
https://magazine.ankerjapan.com/soundcore-latest-audio-technology
独自にチューニングされた内部のシグナルプロセッサが音楽再生中に低音周波数の分析と低音の増強を行うと共に、先進的なネオジムドライバがそれを力強く歪みのない音として再現します。
低音周波数の分析をして低音を増強するなんてすごい技術です。低音にもしっかりこだわって作られた製品だということがわかります。
② マイク内蔵
マイクを内蔵しているので、ハンズフリー通話を行うこともできます。
ですが、クリアな音声を必要とする場面向けではないとのことなので、ビジネスシーン(オンライン会議など)での使用は避けたほうがよいかもしれません。
友人との通話等で使用するのであれば問題ありません。
③ 2台同時ペアリング可能
ワイヤレスステレオペアリング機能により、2台のSoundCore 2をワイヤレスでペアリングすることができます。
2台をペアリングした場合のスピーカーの総合出力は最大24Wになるので、屋外での使用時も迫力のあるサウンドを楽しむことができます。
④ AUXポート搭載
AUXポートを搭載しているため、Bluetoothに対応したデバイスをもっていなくても、AUXケーブルでデバイスを接続することができます。
ただしその場合には、AUXポートと充電ポートの防水カバーを外すことになるので、防水機能が損なわれてしまう点に注意が必要です。
⑤ 最大24ヶ月保証
正規販売店からの注文で18ヶ月保証の対象となり、自分の過失以外での不具合については交換や返金対応をとってくれます。
さらに、Anker公式オンラインストア会員の場合は6ヶ月保証が延長され、24ヶ月保証の対象となります。
内容物
内容物は下記の4点です。
- Anker SoundCore 2 本体
- Micro USBケーブル
- 取扱説明書
- 冊子(サポートの問い合わせ先等記載)
いざ開封
と、その前にパッケージはこんな感じです。

それぞれの内容物については、次の画像の通りです。
冊子については捨ててしまったため、画像にはありません(泣)

本体
正面です。
Ankerのロゴが大きすぎず小さすぎない絶妙なバランスでスタイリッシュです。
正面のスピーカー部分以外はゴムのような素材で覆われており、滑らかな触り心地と持ちやすさを兼ね備えています。

裏側です。
こちらは大きくAnkerのロゴが刻まれています。裏側なので気にしないことにします。

上部です。
左から、電源、音量ダウン、再生/一時停止、音量アップ、ペアリングのボタンとなっています。
再生/一時停止ボタンをダブルクリックすることで、次の曲を選択することができます。また、着信時に再生/一時停止ボタンをクリックすることで、通話を開始・終了することもできます。
ボタンは大きめのデザインとなっており、しっかり出っ張っているので触感だけでどのボタンかを判別することができます。

下部です。
様々なマークの表示と、短い脚がついています。
この短い脚によってほんの少し本体が浮くので、ぬめぬめしたお風呂場に置く場合でも、多少はぬめぬめを回避することができます。

右側です。
この真ん中部分にAUXポートと充電ポートが配置されていますが、カバーによってしっかり防水仕様になっています。つまみの部分を引っ張ることで簡単にカバーが開きます。

右側のカバーを開けた画像です。
AUXポートと充電ポートが配置されています。
カバーは十分に開けることができるので、ストレスなくAUXコードや充電コードを接続することができます。

まとめ
以上がレビューと製品情報になります。
最後に、購入の決め手となった点をまとめておきます。
- 安心のAnker製
- 総合出力・低音出力が優れている
- 防水性能が高い
- Bluetoothの接続範囲が広い
- バッテリーのもちが良い
- Amazonのレビュー数が高い&多い
似たような製品はたくさんありますが、さすがAnkerといった感じです。
レビューの中にいくつか気になる点も書きましたが、全体的にみるとコスパが高く買ってよかったと思える製品でした。
購入を考えているかたは、下のリンクから価格を比べてみてください!

また、スピーカーとセットで音楽アプリも探していたという方がいましたら、ついでに下の記事も見てみてください!

最後まで読んでいただきありがとうございました。